日本からの参戦馬の最高成績は、”エルコンドルパサー”、”ナカヤマフェスタ”、”オルフェーヴル”の2着です。

凱旋門賞について

世界中のホースマンたちが勝つ事を夢見るレース、それが凱旋門賞です。

 

凱旋門賞は創設以来、世界一美しい競馬場といわれるフランスのロンシャン競馬場の芝2400mで行われています。3歳以上の牡馬・牝馬が出走することができ、負担重量は3歳牡馬56.5kg、古馬牡馬59.5kg、牝馬1.5kg減となっています。

 

その年のイギリスやフランスなど欧州主要国のダービーやオークスを勝ってきた馬や、このレースを目標に各地の大レースで活躍してきた古馬勢が出走してきますが、高低差10mの起伏の激しいこのコースでは、負担重量の重い古馬は不利とされています。
90回以上の歴史の中で、勝ち馬の3分の2近くが負担重量の軽い3歳馬という結果が、それを如実に表しています。

 

凱旋門賞はヨーロッパの競馬シーズンの終盤に開催されることもあり、ヨーロッパのチャンピオンホース決定戦と位置付けられています。

 

また、近年では日本からの参戦馬も多く、

  • 1999年のエルコンドルパサー
  • 2010年ナカヤマフェスタ
  • 2012年と2013年のオルフェーヴル

の2着が最高成績となっていて、まだ勝利することは出来ていません。

 

もう1つの競馬主要国であるアメリカからの参戦馬はほとんどありません。
凱旋門賞の数週間後に、アメリカ競馬の祭典である「ブリーダーズカップ」が開催されるためです。
このアメリカからの参戦馬がいないので、世界最強馬決定戦ではなく欧州最強馬決定戦の位置づけとなってしまっているのです。

 

しかし、この凱旋門賞が行われる日のロンシャン競馬場では、他に6つのGⅠレースが行われるなど、世界中が注目するヨーロッパの競馬の祭典にふさわしいものとなっています。
ちなみにエルコンドルパサーが2着となった1999年には、アグネスワールドという馬がアベイ・ド・ロンシャン賞という芝1200のGⅠレースを勝利しています。

 

このレースの創設当初は、フランス国外からの一流馬の参戦はほとんどありませんでした。
しかし1949年に世界一の高額賞金レースとなった事で注目を集めるようになりました。
その結果ヨーロッパ各国から一流馬が集まるようになり、後世に名を残しているような名馬たちがこのレースを勝つ事で、凱旋門賞の価値はどんどん上がっていきました。

 

現在ではドバイワールドカップのような高額賞金の国際レースが増えたため世界一の高額賞金レースとはなっていませんが、歴史のある凱旋門賞の価値は下がることはありません